サイクリストなら検討の価値あり。ZuttoRide「CycleCall」を自転車保険代わりにする

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ZuttoRideの「CycleCall(サイクルコール)」は、 ZuttoRide株式会社による自転車ロードサービス。この会社は元々バイク専門のロードサービスを運営しており、その実績を引っさげて自転車市場にやってきた感じだ。

個人賠償責任保険はあくまで自転車ロードサービスのオプション的な扱いだが、最大1億円の補償額+示談交渉付きなので、あなたがサイクリストなら自転車保険の代わりとして検討してもいいだろう。

以下、うさたんが調べてわかったことをレビューする。

各社と比較しても充実の自転車ロードサービス

サービスの主体が自転車ロードサービスだけあって、その内容は同種のサービス(自転車保険を兼用で販売している会社)と比べても充実している。

具体的には、外出先での急なトラブル対応の質を決めると言っていい「無料搬送距離」「対応可能地域」「無料利用回数」が他社を上回っている。

プラン 無料搬送距離 対応可能地域 無料利用回数 費用
S 1回/50kmまで 全国1万拠点以上 年4回 年3,400円
M 1回/60kmまで 年4,300円
L 1回/100kmまで 年5,200円

24時間365日対応なのは当然として、無料搬送距離100km(プランL)、対応可能地域が全国1万拠点以上は安心のスペックだ。プランLにすると値は貼るが、それでも月額になおすと約430円。自転車ロードサービスのスペックに満足できるなら許容範囲ではないか。

そしてここには、次に述べる個人賠償責任保険の保険料も含まれている。

1億円+示談交渉付きの個人賠償責任保険。ただしプランSにはなし

自転車保険の肝となる個人賠償責任補償は最大1億円まで。示談代行サービスも付いており、自転車保険として十二分に機能するだろう。

注意したいのは、3つのプランのうち、Sには個人賠償責任保険が付いていない点。したがって自転車保険の代わりとして使うなら、プランMかプランLとなる。

プランMにした場合の月額換算は360円。プランLと比べてロードサービスが特別に劣るわけでもないので、うさたんならプランMを検討する。

ロードサービスおよび個人賠償責任保険が受けられるのは契約者のみ

この商品のサービス対象は「契約者および契約時に申請した自転車を契約者本人が乗ったとき」なので、ロードサービスを受けられるのも個人賠償責任保険で助けてもらえるのも「契約者本人だけ」だ。

この点、他の個人賠償責任保険で見られる、契約者、配偶者、同居の親族および別居の未婚の子までを補償対象としている商品とは違う点、注意してもらいたい。自分だけでなく家族も守りたいなら、他経由で入れる個人賠償責任保険のほうが向いている。

結論:一人用のサイクリスト保険としてなら悪くない

サイクリング好きなら検討してもよい商品。外出先での急なトラブルにおける金銭的リスクはたいしたことはないが、いかんせん非常に面倒くさい。下手をすれば自転車を担いで何kmも歩くハメになる。

しかし前述したように、補償対象が契約者ただ一人なので、家族全員でロードサービス付きの自転車保険に入りたいなら他社を検討してくれ。au損保の「自転車向け保険 Bycle」あたりが候補としていいかもしれない。うさたんが余分だと考えている傷害保険は付いてくるがな。

そうそう、ホームページ上の「よくあるご質問」を読んでいたところ、電動アシスト自転車はサービス対象外だと明記してあった。電動アシスト自転車でも対応してくれる自転車ロードサービスは他にあるので、所有する自転車の種類やサイクリングのスタイルなども考慮して選ぼうな。

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