保険選びに慎重な私が自転車の盗難保険に加入するなら

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自転車の盗難保険は各社から出ているが、どこに入ればいいか分からないという人もいるだろう。

うさたんは盗難補償には頼らず、U字ロックや地球ロックのコンボで絶対に盗ませない環境づくりに力を入れているが、プロの自転車泥棒にとっては屁でもないハードルかもしれない。

自転車盗難保険に入る前に、盗まれにくい環境づくりに気を配ろう

そこで今回は、自転車の盗難保険について比較・検討し、加入するならどの商品が良さげなのか? うさたんの見解を述べたい。

購入後すぐにメーカーの盗難補償に加入する

購入した自転車のメーカーが盗難補償を取り扱っている場合、うさたんは迷いなく加入手続きを済ませるだろう。そうしたサービスはたいてい無料で、なおかつ手厚い内容になっているからだ。

対象車種は限られるものの、

・ブリヂストンサイクル
・ミヤタサイクル
・YAMAHA
・Panasonic

などの大手メーカーは、独自の盗難補償を提供していることが多い。

例えばブリヂストンは、新車購入後20日以内に所定の手続きを完了させると、自転車が盗まれた場合には割引価格で新車または最近似車を購入できる。

またミヤタサイクルでは、対象車種を購入した翌日から自動的に盗難補償が付いてくる。「盗難時にキーが3個ない場合は補償対象外になる」「交換車種の工賃はかかる」など所定の条件はあるが、盗難が認められれば、購入モデルと同様の車種または最近似車を補償してくれるのだ。

メーカーの難補償期間は3年以内が相場だが、ほとんど無料で利用できるし、ハッキリ言って利用しない選択肢はないだろう。

注意点としては、自転車を買ったらすぐに加入することだ。ブリヂストンのように購入後の加入に期日を設けているケースもあるため、購入と同時に手続きを進めてもいいくらいだ。

盗難保険だけを取り扱っている少額短期保険に入る

メーカーの盗難補償期間は約3年で終わる。いや、そもそも、購入した自転車メーカーが盗難補償を取り扱っていないかもしれない。

そうしたケースを見据えて、うさたんは『ZuttoRideのずっと自転車盗難車両保険』という少額短期保険が目に付いた。この商品は車両保険とのセットプランがメインだが、盗難保険だけのプランを選ぶこともできるのがよい。

しかも契約は1年間または2年間から選べ、協定保険価額が1万円未満になるまで更新し続けることができる

協定保険価額は、ざっくり言えば自転車の価値のことで、この商品では1年目の価額を基に毎年10%下がる決まり。5万円の自転車なら、2年目は4万5,000円へと減り、3年目は4万円へとさらに減っていく仕組みだ。

さて、保険料を1年契約で見積もってみたぞ。

自転車の購入金額 保険料
月払 一時払
3万円 73円 836円
5万円 126円 1,450円
10万円 253円 2,900円

高いか安いかの判断は人それぞれだが、多くの人にとって予算の範囲内ではないだろうか?

ここで注意点を共有したい。『ZuttoRideのずっと自転車盗難車両保険』は、自転車を購入後90日以内でないと加入できないようだ。だからもし、メーカーの自転車盗難補償に加入している場合、この保険にも入ると補償がダブることになる。

ダブったところで、得になる方を使えばいいのだが、メーカー補償の方が有利な場合、3年間は使えない保険に保険料だけを払うことになってしまう。

それはそれでバカバカしいので、この保険はメーカー補償に入れなかった場合の代替策の一つとして捉えておくといいだろう。

それ以外:使いにくい

もう終わりかい?!と思うかもしれないが、うさたんが調べた結果、抱き合わせ保険でない純粋な盗難補償で、加入制限が緩いのは『ZuttoRide』くらいだった。

・ちゃりぽ
→この商品も人気のようだが、購入後から1ヶ月以内でないと加入できず、契約期間の更新もできない(最長2年)なので除外した。

・すぽくる
・みんなのスポーツサイクル保険
→これらの少額短期保険も良さげだったが、10万円以上のスポーツサイクル以外は加入できないので除外とした。

ガチではないけどママチャリだと物足りないライトユーザーにとって、10万円以下の自転車は「少々無理をして買った愛車」だと思うからだ。10万円以下だから盗まれてもいいなんて思うわけがないからな。

家財保険で備えるのもあり

ところで、火災保険に加入している人は、契約内容によっては自転車の盗難も補償対象になっているかもしれないので確認してみよう。建物ではなく家財を補償する家財保険では、自転車も家財とみなしてくれる商品もあるためだ。

ただし、盗難については細かい条件(敷地内に停めている / 屋根付き車庫限定など)が付いていたり、免責金額といって一定額は自己負担を許容する契約にしていることもあるため、よく分からなければ保険会社に聞いてみてほしい。

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